肥満症治療チームの理想的なメンバー構成と役割

肥満症治療チーム

肥満症治療チームの理想的なメンバー構成とは、どのようなものですか。

合併症を含めた肥満の病態は複雑であり、高度な知識と技術を持つ専門家が集った集学的医療が求められます。具体的には、内科(代謝内分泌、循環器、呼吸器)、外科、整形外科、麻酔科、形成外科、婦人科などが挙げられます。管理栄養士は、内科治療、外科治療に関わらず、最も大切な栄養管理で大きな役割を果たします。また、肥満症患者は心理社会面の問題を抱えていることが多く、チームには心療内科医·精神科医や臨床心理士の存在は欠かせません。当然、看護師の役割も大きくなります。運動面は理学療法士が担当します。さらにソーシャルワーカーやコーディネーターがいれば、患者さんを中心に家族や社会までとり込んだチーム医療が成り立ちます。

職種ごとの役割は、どのように考えればよいですか。

まず、内科医(代謝内分泌)は全体のコーディネート役を受け持ちます。外科治療においても術前の評価や身体的な管理、術後のフォローアップを行います。その他の専門医は、それぞれ専門的な役割を担当します。特に精神科医は、患者さんの心理社会面を評価し、必要に応じて精神面の治療をするという重要な役目を担います。

コメディカルの中心は管理栄養士と看護師です。内科治療、外科治療に関わらず、患者さんにとって最大かつ身近な問題は栄養面であり、管理栄養士は患者さんの最も近いところでサポートします。看護師は、心理社会的に問題の多い肥満症患者に対して傾聴·共感的態度で接し、患者さんの前向きな変化を助けます。よく連携の取れたチーム基盤があり、その中で各職種がそれぞれの役割を果たすことが大切になります。

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