肥満症治療において、リバウンドという状況が珍しくないと言われている

肥満症治療において、リバウンドがよく見られる

肥満症治療において、リバウンドがみられないほうが例外的といっても過言ではありません。短期間の食事制限では、その程度に応じて一時的な体重減少がみられますが、特に無理をして行った食事制限ではリバウンドがよくみられます。

患者さんにとって最悪の時点は、医療者が失望してしまい、がっかりした表情を浮かべるときです。リバウンドした本人が、実は一番傷つき、がっかりしています。医療者の落胆した様子は、それをさらに助長することになります。むしろ、リバウンドは当たり前、当然のことと受け止め、減量時の努力を振り返り、改めて称賛し、そのときの精神状態をよみがえらせるように、支援を続ける姿勢が大切です。リバウンドのきっかけとなった精神 的、あるいは肉体的ストレスについて傾聴することも大切です。

具体的な指導法について

具体的な指導法としては、まず、再度減量に挑戦するチャンスを探り、以前とは異なった方法での食事メニューの指導などを行います。運動療法についても、以前とは異なった、日常生活における身体活動(運動ではない、比較的強度の低い、意図的でない活動)の量を増やすことを提言するのも、一つの方法です。運動の減量効果は、短期的には目立つものではありませんが、継続により確実な減量効果が得られることが知られています。

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